利用規約
この利用規約（以下、「本規約」といいます。）は、一般財団法人在宅がん療養財団（以下、「当財団」といいます。）と本サービスの利用者との間の、本サービスに関する権利義務関係を定めるものです。
第1条（サービスの内容と限界）
- 本サービスは、当財団が運営するWebサイト又はLINEアカウントにおいて、利用者が入力した、在宅でのがん療養に関する質問その他のテキスト（以下、「利用者コンテンツ」といいます。）に対して、在宅でのがん療養に役立つ一般的な医学的知識の範囲で、次項に定めるシステム（以下、「本システム」といいます。）によって回答を表示するサービスです。
- 本サービスにおける回答（以下、「本コンテンツ」といいます。）は、第三者が開発・提供している大規模言語モデルAI（以下、「一般的なチャットAI」といいます。）に当財団が開発した在宅でのがん療養に役立つ一般的な医学的知識に特化したデータベース（以下、「ナレッジベース」といいます。）を組み合わせたシステムによって自動的に生成されるものです。そのため、本コンテンツに事実と異なる内容もしくは文脈と関係がない内容が含まれること（以下「ハルシネーション」といいます。）または不適切な内容が含まれることを避けることができないという限界があります。
- 当財団は、本サービスに関する業務の一部を第三者に委託することができるものとします。
第2条（みなし合意）
本サービスに係るwebサイト又はLINEアカウントのテキスト入力エリアにテキストを入力し、送信した者は、本規約に合意したものとみなします。
第3条（利用上の注意点）
- 当財団は、ハルシネーションまたは不適切な内容が含まれることがないよう、ナレッジベースの改良に努めますが、利用者は、本システムの性質上、それらの可能性を皆無にすることができないことを理解した上で、本サービスを利用するものとします。
- 利用者は、本システムにテキストを入力する場合、回答を得るのに必要不可欠なものを除き、氏名や住所など、特定の個人を特定できる情報を入力しないものとします。
- 利用者は、自己の費用と責任において、本サービスを利用するための必要な通信機器、ソフトウェア、インターネット接続環境を準備し、適切に設定・操作するものとします。
- 本サービスの推奨環境は以下のとおりです。
【推奨環境】
(1) 最新版のウェブブラウザ（Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Safari等）
(2) 安定したインターネット接続環境
第4条（未成年者の利用）
- 13歳未満の者は、本サービスを利用してはなりません。
- 13歳以上の未成年者は、親権者その他の法定代理人の同意を得なければ、本サービスを利用してはなりません。
第5条（利用制限およびサービス提供の終了等）
- 当財団は、本サービスの利用回数を制限できるものとします。
- 当財団は、特定の利用者による利用を恒久的または一時的に停止することができるものとします。
- 当財団は、利用者に事前に通知することなく、本サービスの全部または一部を変更、停止、終了することができるものとします。
第6条（知的財産権）
本サービスおよび本コンテンツに関する知的財産権は、当財団または正当な権利を有する第三者に帰属します。
第7条（禁止事項）
利用者は、本サービスの利用にあたり、以下の行為をしてはなりません。
- 本システムへの個人情報の入力
- 在宅でのがん療養に関する情報の取得以外の目的での利用
- 本コンテンツを自らまたは家族の在宅でのがん療養以外の目的で利用する行為
- 推奨環境以外での利用
- 事業、営利または営業目的での利用
- 本コンテンツの複製、転載、販売、出版、公開、送信、頒布、改変、二次利用等
- 本コンテンツのみに依拠して意思決定を行うこと
- 法令または公序良俗に違反する行為
- 犯罪に該当する行為
- 当財団または第三者の知的財産権、プライバシー、名誉、その他の権利または利益を侵害する行為
- 在宅でのがん療養に関係のない表現（暴力的、露骨な性的、差別等）を含む情報の入力
- 在宅でのがん療養に関する知識を得るのに必要のない個人情報その他の機密性のある情報を入力する行為
- 本システムの改ざんまたは消去
- 本システムのソースコードの取得、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブルその他の本システムのソースコードの解析につながる行為
- 本システムに対する、過大なデータもしくはコンピュータウイルスの送信またはプロンプトインジェクション、その他の方法により、本システムの正常な動作を妨害する行為
- BOT、チートツール、その他の技術的手段を利用して本サービスを不正に利用する行為または本システムの不具合を意図的に利用する行為
- 生成AIの特性を悪用し、不適切な情報を生成または拡散する行為
- 本システムを構成する一般的なチャットAIおよびLINEに係る利用規約その他のルールに違反する行為
- 個人情報や機密情報の不正な収集または公開
- その他前各号に準じる不適切な行為
第8条（個人情報の取扱い）
当財団は、個人情報を、法令および当財団が別途定める「プライバシーポリシー」に従い、適切に取り扱います。
第9条（データの利用）
- 当財団は、本サービスの品質向上および機能改善ならびに新サービスの開発のため、利用者コンテンツの内容ならびに利用者の利用履歴およびユーザーエージェント情報を収集・解析し、利用できるものとします。
- 当財団は、収集したデータを個人を特定できない形で統計的に処理し、本サービスの品質向上および機能改善ならびに新サービスの開発のため、利用できるものとします。
- 当財団は、利用者コンテンツを本システムの機械学習に使用しません。
- 利用者は、当財団による第１項および第2項の利用について、著作者人格権を行使しないものとします。
第10条（広告の表示）
当財団は、本サービスに係るWebサイトおよびLINEアカウント上に当財団または第三者の広告を表示できるものとします。
第11条（損害賠償）
- 利用者および当財団は、自らの責めに帰すべき事由により、相手方に損害を与えたときは、その損害（合理的な弁護士費用を含む。以下同じ。）を賠償しなければならないとします。ただし、故意または重過失があった場合を除き、当財団による賠償額の累計合計金額は、1万円を上限とし、これを超える部分について、当財団は賠償義務を負わないものとします。
- 利用者及び当財団は、前条に基づく賠償請求の対象となる自らの損害を軽減するための措置を執らなければならないものとします。
- 利用者は、本サービスの利用に関連して第三者との間で紛争等が生じた場合、自らの費用と責任においてこれを解決するものとし、当財団に一切の損害を与えないものとします。
第12条（免責）
利用者による本サービスの利用に関して当財団が負う責任は、債務不履行責任、瑕疵担保責任、不法行為責任、法定責任その他法律構成の如何（以下「理由の如何」という。）を問わず、前条の範囲に限られるものとし、当財団は、当財団の責めに帰すべき事由（次の各号の事由を含む。）によらずに発生した損害については、賠償の責任を負わないものとします。
- 天災地変、騒乱、暴動等の不可抗力
- 本サービスの変更、停止、終了により生じた損害
- 本サービスの利用に必要な役務が電気通信事業者によって提供されず、遅滞して提供され、又は不十分に提供されたこと
- 本システムを維持するために必要なメンテナンスの実施
- 本システムのセキュリティを維持するために必要な措置の実施
第13条（本規約の変更）
- 当財団は、利用者の承諾を得た場合のほか、次のいずれかに掲げる場合には、本規約の内容を変更できるものとします。13歳以上18歳未満の未成年者が本サービスを利用する場合、事前に保護者等の法定代理人の同意を得るものとします。
- 利用者の承諾を得た場合
- 変更が利用者の一般の利益に適合する場合
- 変更が、本規約に基づく契約をした目的に反せず、かつ、変更の必要性、変更後の内容の相当性その他の変更に係る事情に照らして合理的なものである場合
- 当財団は、本規約を変更する場合には、変更の効力発生日の１か月前までに、変更する旨、変更後の本規約の内容および効力発生時期を本サービスに係るWebサイトに掲載する方法により周知します。
第14条（規約と法令の関係）
- 本規約のいずれかの条項が、消費者契約法その他の法令により無効または執行不能と判断された場合、その無効または執行不能な部分は、当該法令に基づき解釈されるものとし、本規約のその他の条項は有効に存続するものとします。
- 本規約の規定が法令に反する場合、当該法令が優先して適用されます。
第15条（準拠法および管轄裁判所）
- 本規約の方式、成立および効力は、日本法によります。なお、国際物品売買契約に関する国際連合条約の適用は排除します。
- 本サービスに関して紛争が生じた場合、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。